消化器外科
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診療担当医よりご挨拶

消化器外科では、胆のうや虫垂などの一般的な消化器疾患をはじめ、幅広い外科治療に対応いたします。患者さまの病状を十分に把握し、治療方法について分かりやすくご説明したうえで、納得して治療を受けていただくことを大切にしています。
手術が必要な場合には、身体への負担をできるだけ軽減できるよう腹腔鏡手術を積極的に取り入れています。患者さまが一日でも早く日常生活へ戻れるよう、安全で確実な治療を心掛けております。
また、消化器内科とも連携し、検査から治療まで切れ目のない医療を提供しています。お腹の症状や健康診断で異常を指摘された際は、お気軽にご相談ください。
消化器外科医 川辺 則彦
当院の消化器外科が選ばれる理由
常勤医体制による「迅速な手術対応」

当院では2022年4月より、経験豊富な消化器外科の専門医が常勤医として着任いたしました。これにより、これまで以上に質の高い外科診療を安定して提供できる体制が整いました。
常勤医体制の最大のメリットは、意思決定の速さです。内科での検査で手術が必要と判断された場合、速やかに外科的評価を行い、適切なタイミングでの手術を計画します。「手術まで数ヶ月待ち」という状況を避け、患者様が一番辛い時期に、一刻も早く治療を開始できるよう努めています。
体に優しい「腹腔鏡手術」の積極的採用

当院では、従来の大きくお腹を切る開腹手術だけでなく、小さな穴を開けてカメラと専用器具で手術を行う「腹腔鏡手術」を積極的に行っています。
※疾患の状態により、安全を最優先して開腹手術を選択する場合もあります。
腹腔鏡手術のメリット
- 痛みが少ない: 傷口が数センチと小さいため、術後の痛みが大幅に軽減されます。
- 回復が早い: 身体へのダメージ(侵襲)が少なく、翌日からの歩行や早期の退院が可能です。
- 傷跡が目立たない: 審美的なメリットもあり、精神的な負担も軽くなります。
消化器内科との「シームレスなチーム医療」

消化器内科と外科が密に連携し、患者様のデータをリアルタイムで共有しています。「内科で診察・検査 ➡ 外科で手術 ➡ 術後の内科フォロー」という流れがスムーズで、診療科をまたぐ際の説明の重複や情報の漏れを防ぎます。
内科・外科連携病院ならではの機動力を活かし、お腹のトラブルをトータルで解決します。
安心を支える「麻酔科医」との緊密な連携

手術への不安で最も多い「痛み」と「安全性」。
当院では、外科医と麻酔科医がタッグを組み、一人ひとりに最適な全身管理を行います。
- 麻酔科による
高度な全身管理 - 術前から患者様の持病や体質を詳しく把握。手術中は麻酔科医がつきっきりで血圧や呼吸を秒単位でモニタリングし、常にベストな状態を維持します。
- 「痛くない」術後を
目指して - 点滴や局所麻酔を組み合わせた多角的な鎮痛処置を行い、術直後の苦痛を最小限に抑えます。
- スムーズな早期リハビリへ
- 痛みを適切にコントロールすることで、手術翌日からのスムーズな歩行・リハビリ開始、そして早期の退院へと繋げます。
消化器外科で行う主な外科手術
当院では、食道から胃、大腸、肝臓、胆のう、膵臓まで、消化器全般の疾患に対して手術を行っています。
患者様の体力や病状に合わせ、体に優しい「腹腔鏡手術」と、確実性を期す「開腹手術」を適切に選択します。
胆のう疾患(胆石症・胆のう炎など)
当院の胆のう疾患に対する治療では、傷跡が小さく日常生活への復帰が早い「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術」を基本としています。これはお腹に4箇所の小さな穴を開けてカメラを入れ、内部を確かめながら胆のうを取り出す術式です。主に、内部に石ができる胆石症や、激しい腫れを伴う胆のう炎で手術が必要となったときにこの方法を選びます。ただし、周囲の炎症が特に強いケースや、がんの疑いがあるときには、安全性を最優先して最初から開腹手術を行うこともあります。
| 入院期間 | 1週間程度 |
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鼠径ヘルニア
足の付け根(鼠径部)の筋肉の隙間から、お腹の中の臓器が飛び出してしまう状態に対し、これを元の位置に戻し、出口を補強する手術を行います。
当院では、再発が少なく痛みの軽減に配慮した「メッシュ法」や、傷の小さな「腹腔鏡下手術」を症状に合わせて選択しています。弱くなった部分を人工の網(メッシュ)で補強することで、確実な治療を目指します。
| 入院期間 | 1週間程度 |
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消化器がん(胃がん・大腸がん)
胃や大腸にできた悪性腫瘍に対し、がん細胞が広がっている可能性のある周囲のリンパ節を含めて切除する手術を行います。
早期がんに対しては、積極的に腹腔鏡下手術を行い、身体への負担軽減と早期の社会復帰を目指します。
進行がんの場合でも、CTや内視鏡の結果をもとに、根治性を最優先した最適な手術計画を立てて対応します。
| 入院期間 | 約10〜14日 |
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急性腹症(虫垂炎・腸閉塞など)
いわゆる「盲腸(虫垂炎)」や、腸が詰まる「腸閉塞」など、急激な腹痛を伴い、放置すると命に関わる緊急性の高い疾患に対して手術を行います。
24時間体制の救急告示病院として、迅速な診断から緊急手術への移行が可能です。虫垂炎などの炎症性疾患に対しても、可能な限り傷の小さな腹腔鏡下手術を選択し、早期回復を目指します。
| 入院期間 | 約4〜7日 |
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